守られて、愛されて。
 
麗央さんは関係ないはずだ……なのになんで?

「友達だから、ってさ。これは大学在学中から調査していたことだからね」

「え、そんな時から……」

「ぶっちゃけると、俺一目惚れだから花奈が。」

…!?

「顔真っ赤だ、可愛いなぁ」

「な、なっ……!?」

「美香から写真見せてもらったんだよ、“私の妹可愛いでしょー?”って見せびらかしてたよ」

え……それ初耳だけど。お姉ちゃん私に無関心だとばかり……。

「“だから、助けてあげたいの。花奈に幸せになって欲しい。このままじゃ、花奈が危ない”って……それで、みんなで調査していた。」

「私……知らなかった、お姉ちゃんは私に無関心なんだって、嫌いなんだろうなって」

「その逆だな……シスコンかよってくらい。だけど今なら溺愛する気持ちも分かるかも」

え、えっ……し、シスコン? 溺愛する気持ちも分かるってどういう……

「まぁ、今は我慢するわ……説明しなきゃあいつはに怒られる。」

「う、うん? 」

「調査したけど俺らの力じゃなんもできない……だから頼んだんだ親に。親父や五十嵐社長も承諾してくれたから」

え、武智社長も? じゃあお見合いの時から知っていたの? 郁萌さんは、ぎゅっと抱きしめると「今までよく頑張ったね……もう大丈夫だよ」と優しく言って頭を撫でた。彼の温もりに安心してしまった私は眠ってしまった。




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