新たな恋の始まり


「ここなんてどう?」


見せてくれたお店の画像。


「え!!!」
すぐに声を上げた私
何故ならそこはインスタで
有名なお店だから。


「ここのトシってやつなんだけどね」


「え!!!知ってます!知ってます!
なかなか予約が取れないんですよね」


「そうそう最近有名になって
調子乗ってるやつなんだけど
そのトシって知り合いだから」


「知り合いなんですかぁ?
すごいです!!!」


私のテンションは今夜最大に!


「そいつにイメチェンしてもらえば?
融通してもらうから」


「いやいや 恐れ多いです
予約なんて何ヶ月も待たないと
いけない人なんですよ」


「そこは友人の特権
ちょっと待ってね」と電話をかけた。


自分でよかったら
イメチェンに
協力してくれると言ったそうだ。


イメチェンって勢いも必要だから
やりたい!と思う時に
思い切ってやんないと
半数の人がやめてしまうから
明日のお店が終わった後
19時半過ぎぐらいに来てくれたらするよ
と言ってくれたらしい。


「うそーーー夢みたいです!
ありがとうございます
感謝感謝です」


「どんなに変わるか
こっちも楽しみだよ」


「見せにきますから」





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