新たな恋の始まり
笑いながら来た俊介さんは
呼ばれた理由これから言われることを
わかってるかの様に
「まぁーまぁー
代行呼べば良いんだから!
せっかく良い料理食ってて
飲めない口ならまだしも
飲めるんだったら飲めば良いじゃん!
オレからのプレゼント」と
言い残しまた居なくなった。
「何がプレゼントだ!
あいつには付いていけない!まったく!
代行頼むからもう飲むわ」
とアルコールが入ったカクテルを
一気に飲むとおかわりを注文すると言う。
「お前も飲め」
「いえ あたしはもうストップします」
「飲め飲め!飲めないわけないんだろ?」
「そこまで強くないんで
それに2人して酔っ払ったら
困るじゃないですかぁ」
「そうなったらあいつに
面倒見させればいいんだよ!
飲ませたのはあいつだから」
「知りませんよ?
あたしが酔っ払って暴れたりしたら」
「暴れる?見てみたいもんだな
いつも急変するタイプ?」
「冗談ですよあはは」
美味しい肉を頬張りながら笑った。
「良い人ですね店長さんって」
「あいつは昔から
食に関する仕事がしたいって
料理の専門学校入って資格を取って
自分の夢を叶えたんだ
ああ見えて努力家
それに比べて自分は
親のレールに乗せられてるだけ
努力も何もない」
「そんなことないと思いますよ
課長は課長で色々苦労あると思います
親が親だけに周りの期待もあるだろうし」
「わかってくれる?
そんなこと言ってくれるの美波だけだよ
周りはお前は何もしなくても
出世できるからいいよなー
なんて言う人いるしな」
「そんなこと言う人最低ですね」
「だろだろ!
何度言われて来たか」
「でもわかってくれる人は
世の中居ますよ
最低でもあたしが居ますから」
「強い味方だな」
「頼りにはなりませんけどね」
頼りになるわけがない