もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!

でも彼を呼び止めようとしたのは私だけではなく、ナオフミさんもそうだったようで。

「はい?」


森村先生は“まだ用事あるのか?”と言わんばかりの面倒臭そうな顔。
ナオフミさんが彼を呼び止めるのは想定外だったようで。


「伶菜を抱きしめるとかはさすがにやりすぎだけど・・・ありがとな。」

「・・・ホント世話の焼ける・・・今度こそじゃあな。」


ナオフミさんの・・ありがとなで気がついた

森村先生はいつも
ナオフミさんと私がすれ違いそうな時に、鎹(かすがい)のような役割を果たしてくれていたことを・・・
そのやり方は尋常でないことがほとんどで今回もそうだったけれど
でも、実はこの人が一番冷静なんだと思う

ナオフミさんのありがとな・・もそれをわかった上での、ありがとな・・なんだと思う


『森村先生、ありがとうございます!』

「レイナ~、今度こそ、一緒に純平に取り上げられたAVのDVD、一緒に見ような!」


森村先生は今さっき私を抱きしめた後でも、いつもと変わらず、こうやって下ネタをさらっと言ってくる
多分、彼の中での私の存在は、好きになる異性の他人という存在ではなく、世話を焼きたくなる妹という存在に近いんだと思う

過去にはナオフミさんが私の兄だった時があったけれど
その頃でも私はナオフミさんにドキドキせずにはいられなかった

今の森村先生は、その頃のナオフミ兄よりも、兄らしいような気がする
だから、これからも彼のおふざけにはちゃんと前向きに付き合いたい


『わかりました!!!!』

「おい!伶菜まで・・・」

『えへへっ。』


彼はナオフミさんと私の大切な鎹(かすがい)だから・・・・




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