もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!



ついさっき、ナオフミさんの外来診察室で彼と藤崎さんの奥様との過去の関係を聞かされたことによって、彼と気まずい雰囲気になりそうだった。

それなのに、森村先生が立ち去った今は


「昼ごはん、食べたか?」

『まだ。』

「屋上で一緒に食べようか。」

『うん!』

彼のおかげで通常運転の私達でいられる。



『あ~それ、伊達巻。今から食べようと思っていたのに!』

「伊達巻と言えば、純平だろ?あいつも食っておかないとな。」

『純平クンは親切でいいひとだから食っちゃダメ!・・・それよりも・・・真緒さんって・・・』

「その前に、澪さん・・・藤崎さんの奥さんのことの言い訳をしなきゃな。」

『澪さん・・・』


純平クンの代わりに伊達巻を口に入れた彼。
彼はもぐもぐと美味しそうな顔でゆっくりとそれを咀嚼してからゴクリと飲み込んだ後、穏やかに笑った。

その笑顔で、彼の言い訳をいちいち聞かなくても、澪さんとの出逢いが彼にとって過ちなんかじゃなくて、胸を張ってもいい出来事であったことを改めて感じ取れた。


『もう言い訳しなくていいよ、ナオフミさん。』

「でも、伶菜は気にするんじゃないのか?」

『澪さんは・・・・今さっき、澪さんがあたしを抱きしめたように、学生だったナオフミさんを抱きしめてくれたんでしょ?・・・だから、その後、ナオフミさんは女性と深く付き合わなくなったんでしょ?』

「・・・・・」

『澪さんに抱きしめられたからわかった・・澪さんは背中を押してくれる時に抱きしめてくれるんだということを・・・』

「・・・もう言い訳しなくてもいいみたいだな。」

『うん!でも・・・』

「・・・言えよ・・伶菜。俺はやましいことなんかないからな。」


ナオフミさんがそう言いながら私をじっと見つめる。
隠し事はされたら哀しい
多分、それは私だけじゃなく、私を本当に大切にしてくれているナオフミさんもきっとそうだ



だからちゃんと言うし、ちゃんと聞く


ナオフミさんと澪さんの過去の件はちゃんと理解できたのに、

『・・・・真緒さん・・・は気になる。ナオフミさんは岡崎さんという人に刺されるみたいだから・・・』

まだ私が理解できていない事柄を・・・・


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