もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!



『えっと~、“真緒がレイナさんに似ているからって、真緒に手を出さないで下さいね!”って・・・・あたし?!』

「・・・ああ・・・似ているな。」


ナオフミさんが見せてくれた写真の下に書かれていたメッセージ
これを私が見せながら彼が困った顔をしたのは
私に似た真緒さんに手を出すなという岡崎先生からの威嚇成分たっぷりなメッセージだったからかな?

でも、こんなに可愛くてきれいな真緒さんと私が似ているなんて
ホント恐れ多いよ・・・


『えっ?あたし、こんなに可愛くないよ~』

「伶菜、お前はもう少し自覚したほうがいいよな・・・真緒さんがうちの病院に実習に来ていなかったら、岡崎先生はレイナに惚れていたかもしれない・・・って森村がぶつぶつ言ってたからな。」

『え~っ?! 岡崎先生、好きな女の子には鬼対応だから、惚れられても困る!!!私は、あまあまなナオフミさん執事モードのほうが好きだし。』

「でも真緒さんはそんな岡崎先生を好きになったみたいだしな・・・じゃあ、俺もレイナに鬼対応モードでいこうかな。」

『う、嘘~!!!!ナオフミさんが鬼とか・・・想像できないよ。』


私の心の準備ができないまま、ナオフミさんは手元にあったお弁当箱を私のほうに突き出してニヤリと笑っている。
鬼対応モード、本当にやるつもりだ、これ。


「れいな~、その筑前煮の椎茸、食わせろ!」

『さ、早速ですね・・・』


普段聞き慣れない、ナオフミさんの命令口調。
新鮮すぎてドキドキしてしまう。
命令されたことに従おうとお箸でつまんだ椎茸を煮汁がこぼれないように気をつけながら彼の口元へ運ぶ。
口に含まれた椎茸の煮汁で彼の唇がうっすら濡れていて、私はまたこっそりとドキドキしてしまう。


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