一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
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コンビニでなにかスイーツでも買って帰ろう。
駅からの帰り道、自宅に一番近いコンビニへ実花子が入ろうとしたときだった。ふたり組の若い男性が、たった今コンビニで買ったばかりと思われるスティックタイプのアイスクリームの袋を口で破いて中身を取り出し、そのゴミをそのまま道端へと放った。すぐそこにコンビニ備えつけのゴミ箱があるにも関わらず。
あまりのマナーの悪さを目にした実花子の足が動く。捨てられたゴミを拾い上げ、「これ、落としましたよ」とうしろから声を掛けた。
ふたり組がそろって振り返る。
「……それ、ゴミだし」
実花子が差し出したものを見て顔をしかめると、ふたりは声を立てて笑った。
「あそこにゴミ箱がありますから、きちんとゴミ箱へ捨ててください」
見たところ二十代前半。そんな歳にもなってゴミを道端に捨てるなんてありえない行為だ。幼い子どもだって、ゴミはゴミ箱へ捨てるのは知っている。
「それじゃそれ、おねえさんがゴミ箱に捨ててよ」