一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
「しつこいなぁ」
「あんまりおふざけが過ぎると、おねえさんも痛い目を見ることになるよー」
ふたりはへらへら笑いながら、実花子との間合いを詰めてきた。
なにをするつもり……?
じりっと一歩後ずさりすると手首を掴まれた。
「やっ、やめてくださいっ」
咄嗟に引いてみたものの、所詮女の力。びくともしない。
どうしよう。誰か……!
実花子が心の中で助けを呼んだときだった。目の前に大きな影が立ちはだかる。
「おふざけが過ぎるのはどっちだ」
まさかの拓海の登場だった。ふたりの男同様に実花子も驚く。
拓海は腕をやすやすと捻りあげ、それを男の背中に縫い止めるようにした。
「イテテテテッ」