一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
その辺は、実花子が聞いてもわからないだろう。株価も理解したとは言えないが。
「とにかく、実花子ちゃんの心配するようなことはもうないから。僕もサポートするつもりだしね」
白鳥が、これほど頼もしい人だとは思いもしないことだった。
ここ一休で会って、ふたりで豪快にお酒を飲んで笑って。見てくれはごく普通のおじさんである白鳥が、M&Aを手掛ける敏腕弁護士だと誰が想像するだろうか。胸もとに輝くピンバッチは、見せかけだけではなかった。
お互いのグラスにお酒を注ぎ、ふたりは改めて乾杯をした。