一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
「ねえちゃんのこと、好きなんだよね?」
「大好きだ。愛してる」
思わぬセリフに鼓動が跳ねる。最上級の愛の言葉が、胸の奥を震わせた。
「ねえちゃんは? 椎名さんのこと好き?」
うなずくだけで精いっぱいだった。
拓海の言葉も、祐介が心から心配してくれている気持ちも、どちらもうれしくて涙が溢れそうになる。
「いいよ」
祐介がひと言放った。
「ふたりの結婚を許可しましょう」
どこかふざけた調子で胸を張って答える。
「ありがとう、祐介くん」
拓海はもう一度テーブルについてしまうほど頭を下げた。