一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
「……いいの?」
「いいも悪いもないよ。俺がそうしたいんだ」
不安そうな表情だった祐介は、拓海のひとことを受けて一気に顔を崩した。
「椎名さん、ねえちゃんのことよろしくお願いします」
「任せておいて」
「あ、そうだ。早速お願いしたいことがあるんだけど」
「ちょっと、祐介!」
なにをお願いするのか知らないが、節操がなさすぎる。
諌めた実花子を強気にキッと睨むと、祐介は構わず続けた。
「明日の土曜日なんだけど、一泊でバスケの遠征があるんだ」
「あ、そうだったよね」
すっかり忘れていた。そんな案内をもらっていたと思い出す。
だけど拓海にお願いとはいったい……?
「明日の夜、ねえちゃんと一緒に過ごしてもらえないかな」
「な、なに言ってるのよ、祐介!」