一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
「ほんとに仲のいい姉弟だ。羨ましいよ」
そうではない。
これではまるで、実花子は酒癖が悪いだけの女だ。それに近いのは否定できないが。
「ともかく、明日の夜は責任をもってお姉さんの面倒をみるよ」
まるで実花子は子どもだ。
「お酒も与えたりしないし、祐介くんにしつこく連絡をさせたりもしない」
子どもどころの話ではない、ペット同然だ。
不満いっぱいに眉間に皺を寄せていると、祐介は悪びれもせず「よかったな」と笑った。