一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~

「だって私、日本酒飲めないのに」


恨めしい顔で振り返った千沙に、「飲んだら意外と合うかもしれないよ?」と無責任なことを言う。実花子のためを思ってくれている千沙には申し訳ないが、ほかの人ではダメだから。


「それじゃ、お先に」


なかなか帰ろうとしない千沙を置いてロッカールームをあとにする。


「んもうっ、実花子ちゃんってば!」


いじけるような千沙の声が、ドアを閉める瞬間に聞こえた。
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