一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~

同意を求めるべく高木を見上げると大きくうなずいた。高木も、実花子の彼氏だと誤解されたら堪らないだろう。


「そうか、そうか」


どこかホッとしたように白鳥が小さく息を吐く。


「そうだ。よかったらこれから一緒に食事でもどうだい? この先にうまい焼酎を置く店があるんだよ」
「いえ、私たちは……」


なにより拓海が嫌がる。それに無視されているような状態で食事なんて、とてもじゃないが無理だ。


「そう言わずにほらほら、行こう。ささ、高木先生もね」


実花子と高木を回れ右させ、その間に割って入って肩を組む。白鳥の左には実花子、右には高木。そうして歩きはじめた。


「ほら、拓海くんも行くぞ」
「いえ、俺はここで」


振り返った白鳥に、拓海が立ち止まったまま答える。
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