一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
これ以上話していても埒が明かない。あとは白鳥になんとか説き伏せてもらおう。
そんな結論に至り立ち上がった実花子を拓海が呼び止める。
「おいしい日本酒を飲ませる店があるんだけど、これからどう?」
「……え?」
心が大きく乱される。
おいしいものも、おいしいお酒も大好きだ。
「……す、少しだけなら」
あっさりと誘いに乗った自分に頭の中で突っ込みを入れながら、実花子は満足そうに微笑んだ拓海の後についていった。