一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~
三人の未来だとかなんとか。
「もしかして、ここに三人で住むってこと?」
祐介が先に口を開いた。
それを聞いた拓海が大きくうなずく。
「えっ、嘘……」
実花子の口からポロリと言葉がこぼれる。
「実花子と結婚して、祐介くんも含めた三人で一緒に暮らすって約束したはずだ」
「そうですけど……」
拓海が住んでいた部屋に一緒にって話だったし、なにより唐突すぎる。
もともとの出会いがお見合い。実花子たちは結婚を前提に付き合ってきた。一度別れる前にプロポーズもされている。
でも、それもいったんお預けの形になっていたから、結婚がいきなり現実味を帯びてきて面食らった。
「ここなら祐介くんが転校する必要もないし」
「あっ」
実花子は思わず口を手で覆った。