皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「善き行いは殿下にきっと返ってくることでしょう、そう司祭より託を預かっております」

「私ではないわ、勘違いでしょう」

「城下の教会には、殿下の元乳母がおられますし」

「……なんのことかしら」

どこまで知っているんだろう、ユゼフ、侮れない男……!!

いやだからね、私は持ち上げてほしいわけじゃないんだよ……どうしてわかってくれないかなぁ!

「そのことで一つ、確認したいことがある」

私が否定してももっと具体的に言ってくるユゼフにどうしてものかと思ったところでフォルセティが割って入ったことに少しだけほっとした。

いや待て、今なんて言った。確認したいってなんだ。
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