皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「ど、どうして貴方はそんなに私のことを気にするの。おかしいわ」
「おかしい、か。姫からすればそうかもしれんが……おれは、貴女の話を将軍から耳にして、礼を言う機会を探していた。そして、アルトロからも話を聞いて、姫の姿を探すようになった」
私にゆっくりとした動作で歩み寄ったフォルセティは、流れるような所作で私の手を取って再び東屋の座席に導いてくれる。
けれど決して彼は腰かけようとはせず、穏やかな目で私を見ていた。
「愛らしい人だと思った。そして貴女の行動一つ一つに意味があるのだと思った時、姫のその優しさに、どれほど心打たれただろうか」
「そ、それは勘違いだわ。私はそんなに素晴らしい人間ではなくってよ?」
ちょっとどんどん神格化するのやめて、ほんと……!!
確かにみんなが幸せになってほしいくらいの思いはあるけど、別にそれは私が中心にいない方がありがたいっていうか、主要人物たちからは距離を置きたかったなって。
どうもその目論見は外れてるって、さすがの私でも認めざるを得ない。
「おかしい、か。姫からすればそうかもしれんが……おれは、貴女の話を将軍から耳にして、礼を言う機会を探していた。そして、アルトロからも話を聞いて、姫の姿を探すようになった」
私にゆっくりとした動作で歩み寄ったフォルセティは、流れるような所作で私の手を取って再び東屋の座席に導いてくれる。
けれど決して彼は腰かけようとはせず、穏やかな目で私を見ていた。
「愛らしい人だと思った。そして貴女の行動一つ一つに意味があるのだと思った時、姫のその優しさに、どれほど心打たれただろうか」
「そ、それは勘違いだわ。私はそんなに素晴らしい人間ではなくってよ?」
ちょっとどんどん神格化するのやめて、ほんと……!!
確かにみんなが幸せになってほしいくらいの思いはあるけど、別にそれは私が中心にいない方がありがたいっていうか、主要人物たちからは距離を置きたかったなって。
どうもその目論見は外れてるって、さすがの私でも認めざるを得ない。