皇女殿下の幸せフェードアウト計画
本来の物語だと私は精力的に出歩いてお忍びで町に行ったりして危険な目に遭って主人公の一人、フォルセティに救われるはずだった。

その時に私は恐ろしい目に遭ったのは自分のせいなんだけど、癇癪を起してもっと早くに助けに来い、大体お前は誰だ不審者め! みたいなことを言うのよね。

でもまあそこで本来の私でもさすがに言いすぎたと反省して、軍部への推薦状をあげるっていう展開だった。

さらにもう一人の主人公……つまり私にとって腹違いの姉とは、ある日私が城内で陰口を聞いて夜中に一人で泣いていたら誰かの気配を感じて、それをウルスラだと思って弱音を吐くのよね。でもそれは侵入して『憎むべき男の娘』である妹の顔を見に来た女主人公リリスだった、っていう。
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