皇女殿下の幸せフェードアウト計画
(で、それに我慢できなくて謀反が起きた、というのが現状……というわけかぁ。前世の私とは言え我ながらなかなかドロドロした世界を想像したものよね)

まあそんな中、手を取り合い良い世界を目指していくポジティブな物語と言えばポジティブな物語だった。ハッピーエンドにしたかったわけだし。

(……妹の設定は昼ドラとかそういう系統だったから、それが混じり合ったせいでわけがわかんなくなってるのかな)

とはいえ、統治者の椅子ってのは座りたいものなのかって私は首を傾げるばかりだ。

なんせこちらはとっとと皇位継承権を返上してどっか田舎に引きこもりたいくらいなのに、その道のりがなかなか遠い。 

(ほかにも小さな国や共和国などこまごまとしたものがあるけど、そういったのは設定なんてあんまり考えてなかったから、今後影響はあるのかしら)

私としては自分が考えた設定以外にも、皇女として受けた授業の中でロベルタに教わった程度は知っているけれど……。

正直、自分の未来のことしか考えていなかったので、この国のことを知っていれば後は皇位継承権を失ってからでいいと思ってたんだよね。もっと学んでおけばよかった。
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