皇女殿下の幸せフェードアウト計画
さすがにこれにはクロフォード様とレオ様も驚いたらしく、カップを乱暴に置いた。

「姉上! 失礼ですよ!」

「もし口添えしていただけるならば、クロフォードをイリス様の婚約者としてこの国に置いていくことも考えています。また、こちらのレオ兄様は今でこそ一人の騎士として名乗っていますが、彼はわたくしたちの従兄でもありますので彼でも問題はありません」

「問題がありすぎるでしょう。クローディア様、どうかそれ以上口を開かぬよう」

「だって!」

「……クローディア、部屋に戻って休みなさい。いいね?」

レオ様に静かだけれど強く言われて、彼女は不満そうな顔をしながらも従った。

力関係的には二人の方が身分は上だけれど、彼の方が保護者というところなのだろうか。
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