皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「私は神官になるため、国を出て世俗との関係を一切断っておりました。ですがこの騒動で父のすることに賛同できず、修業を止め二人を助けに戻りました。父のした行いは許せず、親子の関係を断つと宣言をしておりますので私はただのレオなのです」
「そう、なのですね」
「……この事実を耳にし、軽蔑されても仕方がないのかもしれません。私は自分の父を正義のために討つと言いながら自分の力で足りなかったんだ。……怖がっているかもしれないし、自分の手を汚すことを恐れているのかもしれない」
困ったように言われて、私は小首を傾げた。
そして、そんな私を彼らは不思議そうに見ている。
確かに他力本願と言われればそれまでなんだけど……。
「それは当然のことでは?」
「当然、ですか?」
「ええ、まず力が足りないとのことは当然と思います。だって修行のために国を出ておられたのでしょう? その身一つで国を奪う気概のある方を倒すなどどのような勇者でも難しいのではありませんか」
「それは、……まあ、そうですね」
いや、フォルセティならやっちゃうかもしれないけどね!
そう思ったけどそれは口にしないでおいた。
「そう、なのですね」
「……この事実を耳にし、軽蔑されても仕方がないのかもしれません。私は自分の父を正義のために討つと言いながら自分の力で足りなかったんだ。……怖がっているかもしれないし、自分の手を汚すことを恐れているのかもしれない」
困ったように言われて、私は小首を傾げた。
そして、そんな私を彼らは不思議そうに見ている。
確かに他力本願と言われればそれまでなんだけど……。
「それは当然のことでは?」
「当然、ですか?」
「ええ、まず力が足りないとのことは当然と思います。だって修行のために国を出ておられたのでしょう? その身一つで国を奪う気概のある方を倒すなどどのような勇者でも難しいのではありませんか」
「それは、……まあ、そうですね」
いや、フォルセティならやっちゃうかもしれないけどね!
そう思ったけどそれは口にしないでおいた。