皇女殿下の幸せフェードアウト計画
部屋を出た所でウルスラが小さくため息を吐き出していたけれど、私は気にしていない。
(もっとこう厳しいことを言われるかと思って身構えてたけど、特に何もなくて良かった! リリスお姉様が主役なんだから私のドレスはシンプルにしてもらえば十日で仕上がるかしら?)
それともリメイクしてもらえばいいかなあなんて思っていたら、前からレオニダス様が歩いて来るのが見えて私は脚を止めた。
「これは皇女殿下。珍しいところでお会いいたしましたね」
「ごきげんよう、レオニダス様」
「……私はただの護衛騎士ですので、気軽にレオと呼んでくださって構わないのですよ?」
「そうは参りません」
今後どうなるかわかりませんからね!
そういう点は予防的に行動しておくのがいいって私知ってるんだ!!
「レオニダス様はなにをしていらっしゃるの?」
「先程書庫で本を借りて、部屋に戻るところです。クローディア様が退屈だと仰るものですから」
「そうだったんですね」
「……先程文官の方が来られて、十日後のパーティのことを知らされました。エファージェン公国にも招待状を送っているから参加するかどうかは我らの意志に委ねると」
(もっとこう厳しいことを言われるかと思って身構えてたけど、特に何もなくて良かった! リリスお姉様が主役なんだから私のドレスはシンプルにしてもらえば十日で仕上がるかしら?)
それともリメイクしてもらえばいいかなあなんて思っていたら、前からレオニダス様が歩いて来るのが見えて私は脚を止めた。
「これは皇女殿下。珍しいところでお会いいたしましたね」
「ごきげんよう、レオニダス様」
「……私はただの護衛騎士ですので、気軽にレオと呼んでくださって構わないのですよ?」
「そうは参りません」
今後どうなるかわかりませんからね!
そういう点は予防的に行動しておくのがいいって私知ってるんだ!!
「レオニダス様はなにをしていらっしゃるの?」
「先程書庫で本を借りて、部屋に戻るところです。クローディア様が退屈だと仰るものですから」
「そうだったんですね」
「……先程文官の方が来られて、十日後のパーティのことを知らされました。エファージェン公国にも招待状を送っているから参加するかどうかは我らの意志に委ねると」