皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「もう、皆してひどいわ。フォルセティがあの頃みたいに味方してくれたら心強いなって思っただけなのに!」
「今とあの頃では状況があまりにも違うでしょう。いい加減にエファージェンの公女として相応しい振舞いをお願いします」
「クロフォードは堅苦しいのよ。前はあんなにわたくしを頼りにしてくれて、可愛かったのに!」
「いいから部屋に戻りましょう。ご迷惑ですよ!」
「そんなことないわ、イリス様とわたくしはお友達ですもの。ねっ」
手を伸ばして抱きしめられて、おっと可愛い。これは絆される……お友達、良い響き。
とはいえさすがにそれで簡単に左右されてはいけないと皇女として思うのでやんわりと注意しようと強く抱き着いてきた彼女の肩に手を触れた時、私は異変を感じた。
「……クローディア様?」
「イリス姫、どうした」
「クローディア様、どうなさったんですか」
急に、静かになって。ずしりと重みが増した気がする。
思わずよろけそうになる私の背を、フォルセティが手を添えて支えてくれた。それがなかったら倒れ込んだかもしれない。
「今とあの頃では状況があまりにも違うでしょう。いい加減にエファージェンの公女として相応しい振舞いをお願いします」
「クロフォードは堅苦しいのよ。前はあんなにわたくしを頼りにしてくれて、可愛かったのに!」
「いいから部屋に戻りましょう。ご迷惑ですよ!」
「そんなことないわ、イリス様とわたくしはお友達ですもの。ねっ」
手を伸ばして抱きしめられて、おっと可愛い。これは絆される……お友達、良い響き。
とはいえさすがにそれで簡単に左右されてはいけないと皇女として思うのでやんわりと注意しようと強く抱き着いてきた彼女の肩に手を触れた時、私は異変を感じた。
「……クローディア様?」
「イリス姫、どうした」
「クローディア様、どうなさったんですか」
急に、静かになって。ずしりと重みが増した気がする。
思わずよろけそうになる私の背を、フォルセティが手を添えて支えてくれた。それがなかったら倒れ込んだかもしれない。