皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「姉上?」
「クロフォード様、クローディア様! ようやく見つけ……どうしました?」
「レオ兄様、姉上の様子がおかしい」
「失礼」
私に抱き着いたままピクリとも動かないクローディア様に、彼らを探していたらしいレオニダス様が触れようとして手が弾かれた。
そう、手が弾かれたのだ。ぱーん、という派手な音がした。
でも誰かが手を払ったのではなく、それはまるで見えない何かに弾かれたかのような、そんな衝撃だった。
「なに!?」
「イリス姫!」
「い、いえ私は何も感じないわ。クローディア様、クローディア様!」
驚くレオニダス様に、同じように手を出そうとしてバチッと音を立てて弾かれるフォルセティの手。私自身は何も感じないし、クローディア様に抱き着かれているだけで……どう考えても原因はクローディア様だ。
だけど、いくら呼びかけても彼女はピクリともしない。
「クロフォード様、クローディア様! ようやく見つけ……どうしました?」
「レオ兄様、姉上の様子がおかしい」
「失礼」
私に抱き着いたままピクリとも動かないクローディア様に、彼らを探していたらしいレオニダス様が触れようとして手が弾かれた。
そう、手が弾かれたのだ。ぱーん、という派手な音がした。
でも誰かが手を払ったのではなく、それはまるで見えない何かに弾かれたかのような、そんな衝撃だった。
「なに!?」
「イリス姫!」
「い、いえ私は何も感じないわ。クローディア様、クローディア様!」
驚くレオニダス様に、同じように手を出そうとしてバチッと音を立てて弾かれるフォルセティの手。私自身は何も感じないし、クローディア様に抱き着かれているだけで……どう考えても原因はクローディア様だ。
だけど、いくら呼びかけても彼女はピクリともしない。