【完】溺愛したいのは、キミだけ。
そのまま彼はニコニコ笑いながら教室を去っていく。
ボーっとしてその場に固まる私。
ど、どうしよう。心臓が……。
あの人気者の翠くんと喋っちゃった。
しかも、『キレイな目』だなんて、そんなこと言われたの初めてだよ。
前髪のことも突っ込まれちゃったし。
そんなにこの前髪、変かな?
おまけにさりげなく頭ポンって……。なんだかやけに距離が近くて、すごくドキドキしてしまった。
翠くんって、誰に対してもああいう感じなのかな?
まぁ、たしかにちょっとチャラそうには見えるけど、こんな地味でカゲの薄い私にまで優しく話しかけてくれるとは思わなかったな。
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*
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ボーっとしてその場に固まる私。
ど、どうしよう。心臓が……。
あの人気者の翠くんと喋っちゃった。
しかも、『キレイな目』だなんて、そんなこと言われたの初めてだよ。
前髪のことも突っ込まれちゃったし。
そんなにこの前髪、変かな?
おまけにさりげなく頭ポンって……。なんだかやけに距離が近くて、すごくドキドキしてしまった。
翠くんって、誰に対してもああいう感じなのかな?
まぁ、たしかにちょっとチャラそうには見えるけど、こんな地味でカゲの薄い私にまで優しく話しかけてくれるとは思わなかったな。
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