【完】溺愛したいのは、キミだけ。
*いい人かもしれない
「はー、なんか甘いもの欲しくなっちゃった」
次の日の朝、教室でいつものように沙穂ちゃんと話していたら、沙穂ちゃんが突然こんなふうに呟いた。
私はすかさずポケットからいつも持ち歩いているハチミツ味ののど飴を取り出し、一個手渡す。
「はい、沙穂ちゃん。飴あげる」
「わーい、ありがと! これおいしいんだよね~」
「ふふ、でしょ?」
「琴梨っていつもこの飴持ち歩いてるよね?」
沙穂ちゃんがそう言ってのど飴を口に入れる。
「うん。こののど飴、カケルくんが前SNSでお気に入りの飴って言ってたのを見て、それからずっと毎日持ち歩いてるんだ」
「あら、それもカケルくんの影響だったの? ホント好きだねぇ~」
そこでふと、昨日の出来事を思い出した私。
「あっ、そういえば昨日ビックリすることがあって……」
次の日の朝、教室でいつものように沙穂ちゃんと話していたら、沙穂ちゃんが突然こんなふうに呟いた。
私はすかさずポケットからいつも持ち歩いているハチミツ味ののど飴を取り出し、一個手渡す。
「はい、沙穂ちゃん。飴あげる」
「わーい、ありがと! これおいしいんだよね~」
「ふふ、でしょ?」
「琴梨っていつもこの飴持ち歩いてるよね?」
沙穂ちゃんがそう言ってのど飴を口に入れる。
「うん。こののど飴、カケルくんが前SNSでお気に入りの飴って言ってたのを見て、それからずっと毎日持ち歩いてるんだ」
「あら、それもカケルくんの影響だったの? ホント好きだねぇ~」
そこでふと、昨日の出来事を思い出した私。
「あっ、そういえば昨日ビックリすることがあって……」