平凡な私の獣騎士団もふもふライフ
「もおおおおおおッ、分かりましたよやってやります! こうなったら私が団長様のためにも、この子を立派な相棒獣にしてやりますともっ!」
めっちゃ怖い、もう帰りたい。
そんな気持ちは、上司と暴れ獣への強い恐怖心が勝って、リズは育て親のごとくデカくて凶暴なもふもふの教育を頑張ることを決意した。
「……リズちゃん、すんげぇ涙目なの同情するわ」
「……気のせいか、団長の機嫌がいいな」
「自分の相棒獣が見付かったから、じゃないですかね」
さっきは一時不機嫌そうだったのにな、とコーマックもちょっと不思議そうだった。けれど獣騎士達は、それよりもここにくるまでの新入りの不良白獣で疲れ切ってもいた。
意気込むリズの隣で、まだ未教育のその白獣が、何故だが上から目線で「ふんっ」と呆れなのか小馬鹿にするのか分からない鼻息を吐いていた。
◆
一通り説明を受けた後、まずは新入りの暴れ獣である白獣を、獣舎と少し離れている一頭用の別舎の部屋に案内することになった。
「館内には他の獣騎士と相棒獣もいますので、建物を出るまでは、きちんと首輪をして縄を繋いでいたくださいね」
そう言われて、コーマックに急きょ作られたらしい大きな特注首輪と散歩紐を手渡された。これを付けることから、教育係として始まるのだという。
めっちゃ怖い、もう帰りたい。
そんな気持ちは、上司と暴れ獣への強い恐怖心が勝って、リズは育て親のごとくデカくて凶暴なもふもふの教育を頑張ることを決意した。
「……リズちゃん、すんげぇ涙目なの同情するわ」
「……気のせいか、団長の機嫌がいいな」
「自分の相棒獣が見付かったから、じゃないですかね」
さっきは一時不機嫌そうだったのにな、とコーマックもちょっと不思議そうだった。けれど獣騎士達は、それよりもここにくるまでの新入りの不良白獣で疲れ切ってもいた。
意気込むリズの隣で、まだ未教育のその白獣が、何故だが上から目線で「ふんっ」と呆れなのか小馬鹿にするのか分からない鼻息を吐いていた。
◆
一通り説明を受けた後、まずは新入りの暴れ獣である白獣を、獣舎と少し離れている一頭用の別舎の部屋に案内することになった。
「館内には他の獣騎士と相棒獣もいますので、建物を出るまでは、きちんと首輪をして縄を繋いでいたくださいね」
そう言われて、コーマックに急きょ作られたらしい大きな特注首輪と散歩紐を手渡された。これを付けることから、教育係として始まるのだという。