平凡な私の獣騎士団もふもふライフ
直後、手の甲を彼がぺろりと舐めた。まるで騎士か貴族紳士が挨拶のキスをするみたいに、自然な仕草で舌を這わせてきた。
生温かさにびっくりしたリズは、かぁっと赤面して手を取り戻した。
「な、ななな何をしているんですかッ」
「幼獣達だって舐めていただろう」
真顔で言い返すジェドの手は、もう一度寄越せ、と差し出されて伝えている。
「それと同じだ、なんか面白くなかったから俺もやった」
「同じじゃないですよ何をおっしゃっているんですか!」
思わずリズは一呼吸で言いきる。
「リズ。いいから、手を寄越せ」
「ひぇっ、なんでですか嫌ですよ!?」
自然な感じで名前を呼ばれて、リズは更に警戒心が煽られた。要求されている理由は分かっているので、ますます手を庇って後ずさりした。
「なんで舐められなきゃならないのか分かりませんっ」
「俺もよく分からんが、舐めた感じは悪くない。それに真っ赤になっているお前を見ていると、またやりたくなった」
「意地悪な理由で続行したいんですか!?」
信じらんない、この上司ほんと鬼だ……!
そう思っていたら、座り込んでいた腰を抱き寄せられた。手を引かれて「あっ」と声が出た時には、彼の口許に掌を押し付けられてしまっていた。
「幼獣達の気持ちが少し分かるな。どちらで触っても心地がいい」
ぺろりと彼が掌を舐める。指の間にも舌を這わせて、指先をちゅっと吸い、手の甲に再び舌先を滑らせてちゅくりと口付ける。
押し付けられた身体が熱い。
生温かさにびっくりしたリズは、かぁっと赤面して手を取り戻した。
「な、ななな何をしているんですかッ」
「幼獣達だって舐めていただろう」
真顔で言い返すジェドの手は、もう一度寄越せ、と差し出されて伝えている。
「それと同じだ、なんか面白くなかったから俺もやった」
「同じじゃないですよ何をおっしゃっているんですか!」
思わずリズは一呼吸で言いきる。
「リズ。いいから、手を寄越せ」
「ひぇっ、なんでですか嫌ですよ!?」
自然な感じで名前を呼ばれて、リズは更に警戒心が煽られた。要求されている理由は分かっているので、ますます手を庇って後ずさりした。
「なんで舐められなきゃならないのか分かりませんっ」
「俺もよく分からんが、舐めた感じは悪くない。それに真っ赤になっているお前を見ていると、またやりたくなった」
「意地悪な理由で続行したいんですか!?」
信じらんない、この上司ほんと鬼だ……!
そう思っていたら、座り込んでいた腰を抱き寄せられた。手を引かれて「あっ」と声が出た時には、彼の口許に掌を押し付けられてしまっていた。
「幼獣達の気持ちが少し分かるな。どちらで触っても心地がいい」
ぺろりと彼が掌を舐める。指の間にも舌を這わせて、指先をちゅっと吸い、手の甲に再び舌先を滑らせてちゅくりと口付ける。
押し付けられた身体が熱い。