好きなんだから仕方ない。
また話せる時が来たなら、また声を聞けたなら言ってあげてほしい。俺はもう十分過ぎるほど気にかけてもらえたから今度はクロエラにはっきりと自分の口から。
「何でそんなに泣いてるのー?また眠っちゃった?」
「・・・あぁ。もう起きる事が無いかもしれない」
「どう・・・事・・・?だって・・・、確かにちゃんと・・・!」
呑気に大袈裟なと笑いながら部屋に入ってきたカナケトだが、俺の言葉に目を見開いて激しく動揺していた。駆け寄ってきて俺を押し退けると彼女の服を脱がしながらうつ伏せにし始めた。クロエラの事も突き飛ばしていたせいか、止めるのは素肌を露にさせられた後だった。
エイミア様の背中には魔界の使いが魔力を高めるために行う契約の印があった。魔界から出られなくなる代わりに自分が亡くならない限り不死で居続けられる特殊な契約。
カナケトが驚いて慌てたのはこれが原因だったのか。自分との契約で死ぬはずはないと分かっていたから。
「何でそんなに泣いてるのー?また眠っちゃった?」
「・・・あぁ。もう起きる事が無いかもしれない」
「どう・・・事・・・?だって・・・、確かにちゃんと・・・!」
呑気に大袈裟なと笑いながら部屋に入ってきたカナケトだが、俺の言葉に目を見開いて激しく動揺していた。駆け寄ってきて俺を押し退けると彼女の服を脱がしながらうつ伏せにし始めた。クロエラの事も突き飛ばしていたせいか、止めるのは素肌を露にさせられた後だった。
エイミア様の背中には魔界の使いが魔力を高めるために行う契約の印があった。魔界から出られなくなる代わりに自分が亡くならない限り不死で居続けられる特殊な契約。
カナケトが驚いて慌てたのはこれが原因だったのか。自分との契約で死ぬはずはないと分かっていたから。