好きなんだから仕方ない。
本当に目を離したくないんだな。これが、純粋な愛から来る心配なら良いが自分勝手な物なら彼女はどう対処するのだろう。対処できるのだろうか。また泣いてしまわないだろうか。
「まぁ、血国じゃないだけマシかしら」
「何でお前はこういう魂しか選べないんだ?」
「んー、何でだろう?でも、悪い子じゃないよ?きっと」
シアラ様はその子のいる場所が血国じゃないからまだ目を瞑ろうと頑張っていた。言いたい事は山ほどあるけれど、何をどう比べてもステアダより悪くはならないだろう。きっとそんな考えなのだろう。
リッヅ様も呆れたと優しく笑っていた。まるで、エミィ様がこういう魂である事を思い出したとでも言うかのような応援しているという言葉に相応しい笑顔になっていた。
頭ごなしに否定している訳じゃない。認められる所は認めているという事か?それでも、手をかけすぎている事に変わりはないがな。
「まぁ、血国じゃないだけマシかしら」
「何でお前はこういう魂しか選べないんだ?」
「んー、何でだろう?でも、悪い子じゃないよ?きっと」
シアラ様はその子のいる場所が血国じゃないからまだ目を瞑ろうと頑張っていた。言いたい事は山ほどあるけれど、何をどう比べてもステアダより悪くはならないだろう。きっとそんな考えなのだろう。
リッヅ様も呆れたと優しく笑っていた。まるで、エミィ様がこういう魂である事を思い出したとでも言うかのような応援しているという言葉に相応しい笑顔になっていた。
頭ごなしに否定している訳じゃない。認められる所は認めているという事か?それでも、手をかけすぎている事に変わりはないがな。