君と憩いの場を~魔法絵師ラナ~
「……とまぁ、こんな感じ。俺が吹く曲によって、得られるエフェクトは変わってくるんだ。バフデバフはもちろん、さっきみたいに回復だって出来る」
オカリナから口を離して、アサは説明してくれる。
「……何でカイロスの人間が、対立してるクロノスの人間に、そんな簡単に教えてくれるの?」
「カイロスに住む人間の全員が全員、クロノスの人間を嫌ってるわけじゃない。2つの国が対立してる理由、謎だらけじゃないか……別に、仲良くしたって良いでしょ?……この話を聞かれたくないから、わざと君を離れたところまで飛ばしたんだ」
女の子が微笑んだ。……確かに、何でクロノスとカイロスは対立してるんだろ?今、思えば不思議だ。
「……そうだね。僕は、紫羅。クロノス出身。よろしくね」
「私はカイロス出身のミモザ。よろしく」
「改めて自己紹介するよ。俺は、カイロス出身でミモザの幼なじみのアサガオ。魔法奏者なんだ。よろしくね」
「……私は、ラナ。クロノス出身で、線を具現化する力を持ってるんだ」
私は、実際にスキルを使ってみせる。それを見たミモザは「じゃあ、ラナは魔法絵師か!」って明るい笑顔を見せた。
「魔法絵師……?うん。魔法絵師!良いかも」
オカリナから口を離して、アサは説明してくれる。
「……何でカイロスの人間が、対立してるクロノスの人間に、そんな簡単に教えてくれるの?」
「カイロスに住む人間の全員が全員、クロノスの人間を嫌ってるわけじゃない。2つの国が対立してる理由、謎だらけじゃないか……別に、仲良くしたって良いでしょ?……この話を聞かれたくないから、わざと君を離れたところまで飛ばしたんだ」
女の子が微笑んだ。……確かに、何でクロノスとカイロスは対立してるんだろ?今、思えば不思議だ。
「……そうだね。僕は、紫羅。クロノス出身。よろしくね」
「私はカイロス出身のミモザ。よろしく」
「改めて自己紹介するよ。俺は、カイロス出身でミモザの幼なじみのアサガオ。魔法奏者なんだ。よろしくね」
「……私は、ラナ。クロノス出身で、線を具現化する力を持ってるんだ」
私は、実際にスキルを使ってみせる。それを見たミモザは「じゃあ、ラナは魔法絵師か!」って明るい笑顔を見せた。
「魔法絵師……?うん。魔法絵師!良いかも」