蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
「まあ、社長の座って魅力よね。それで結婚されてもね。鏡花はずっと蓮人さんのこと好きだもんね。それは辛いわ」
改めて人から言われた現実に、私の心はかなりのダメージを受ける。
最近まで少しは蓮人兄さまとの距離が縮まったと思っていた気持ちが、急激にしぼんでいく。
「でもよくそれで本当にこんなすぐに籍をいれたわね」
「それは……」
確かにあの日のことがなければ、籍も入れていなかっただろうし、今頃どうなっていたかはわからない。
ここでさらに結婚に至った経緯を説明しなければいけない。私はグッと唇を噛んだ後目の前のお水を口にした。
「責任取ろうと思ってくれてるの」
「なんの?」
美沙子はクルクルとパスタを巻くことに集中しながら問いかける。