蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
そろそろランチも終わりという時間になり、私のスマホが音を立てる。

「ごめん」
誰かと思いバッグから取り出すと、そこには蓮人兄さまの文字があった。

「蓮人さん?」
私の表情で分かったようで、美沙子はニヤリと笑う。そんな美沙子に苦笑しつつメッセージアプリ開く。

そこには何時ごろにランチが終わるかという内容だった。
「なんだって?」
「わかんないけど、何時頃にランチが終わるかって」
そのままの内容を伝えた私に、美沙子は私をジッと見つめた後口を開く。

「一緒にいたいんじゃないの?」
「え?! まさか」
そんなわけはないと思いつつ、私は美沙子に首を振って見せる。

「もう帰るって連絡して。私も彼の所行くから。話も聞けたし今は蓮人さんとの時間を大切にしなよ」
美沙子の言葉に、本当に蓮人兄さまはそういうつもりで連絡してきてくれたのだろうか?
そうは思うも、返信をするとすぐに既読がつく。
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