蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】


「好きに使うにもこれじゃあ……」
そう思いながら、私はギュッと唇をかみしめる。
今まで言いなりで生きてきた私が、初めて家をでて好きな事をできるのだ。
こんなチャンスはもう二度とないかもしれない。

蓮人兄さまには申し訳ないが、ここは私に付き合ってもらう。

本当は小さいころから私は蓮人兄さましか見ていなかった。
これは神様がくれた、蓮人兄さまを忘れるチャンスかもしれない。

私はそう思うと、両頬を気合を入れるために自分で叩く。
「痛っ」
つい声が出たが、これで気合が入った。私はそう思うとカバンを手にすると家を出た。


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