蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
マンションの下にはスーパーマーケットまでついており、私はそこへと足を踏み入れた。
私も裕福な家に育てられたが、嫁入り修行という名目で料理や、掃除などの家事は一通り教え込まれた。
むしろ、礼儀作法を重んじるお父さんの影響で、かなり厳しく育てられたかもしれない。
その高級スーパーはどれもこれもいいもの揃っていたがかなり高級な物ばかりで、家を出た今贅沢をすることもできないし、ましてや蓮人兄さまのカードを使うことなどしたくなかった。
私はスマホを出すと、一番近い複合スーパーを検索する。
時間も時間で営業しているところは数駅離れていたが、私はそこを目指して駅へと向かった。
ひとりでこんな時間に出かけることなど滅多になかった私は、少しだけ楽しい気持ちで電車を降りると、ショッピングモールへと向かった。