嫁入り前夜、カタブツ御曹司は溺甘に豹変する
*
話し合いを終えて、まだ運んだものが乱雑する寝室へと移動した。
「せっかくスッキリしていたのに、私のものでごちゃごちゃしちゃうね」
「花帆に囲まれているみたいで俺は安心するけど」
「そ、そう?」
仁くんが! 甘い!
告白してから糖度がとどまるところを知らない。
もしかしてこのままシロップ漬けみたいにされちゃう?
それで食べられ……って、うわあああ!
私ったらなんてハレンチな妄想を!
すぐ近くにあったぬいぐるみを抱き締めて、やり場のない感情をどうにか抑え込む。
仁くんは先ほどうちで解体したばかりのドレッサーを再び元に戻して、どこに置こうかと思案している。
カッコいい男性は仕事も早い。
部屋の整理を終えて、汗をかいたからとふたりともシャワーを浴びた。私は化粧とヘアセットを直して、やっと一息つけたのは十五時を回る頃だった。
「もうこんな時間か」
「出掛けられなくて残念だけど、仁くんやみんなとたくさん話ができたからよかった」
「まだ時間はあるだろう。花帆とのデート楽しみにしていたんだ」
仁くんが優しい表情を浮かべる。
さっきからずっと笑ってくれる。これが恋人の特権ってやつ?
もう、最高すぎる。
話し合いを終えて、まだ運んだものが乱雑する寝室へと移動した。
「せっかくスッキリしていたのに、私のものでごちゃごちゃしちゃうね」
「花帆に囲まれているみたいで俺は安心するけど」
「そ、そう?」
仁くんが! 甘い!
告白してから糖度がとどまるところを知らない。
もしかしてこのままシロップ漬けみたいにされちゃう?
それで食べられ……って、うわあああ!
私ったらなんてハレンチな妄想を!
すぐ近くにあったぬいぐるみを抱き締めて、やり場のない感情をどうにか抑え込む。
仁くんは先ほどうちで解体したばかりのドレッサーを再び元に戻して、どこに置こうかと思案している。
カッコいい男性は仕事も早い。
部屋の整理を終えて、汗をかいたからとふたりともシャワーを浴びた。私は化粧とヘアセットを直して、やっと一息つけたのは十五時を回る頃だった。
「もうこんな時間か」
「出掛けられなくて残念だけど、仁くんやみんなとたくさん話ができたからよかった」
「まだ時間はあるだろう。花帆とのデート楽しみにしていたんだ」
仁くんが優しい表情を浮かべる。
さっきからずっと笑ってくれる。これが恋人の特権ってやつ?
もう、最高すぎる。