オシャレしたいなら、私にお任せ!!
「おはよ~ございます!」
私は、思い切り教室のドアを開く。今日、寝坊して遅刻しちゃった!
「ガーベラ!大遅刻だ!」
「すみませんでした!!」
先生の言葉に、慌てて頭を下げると、急いで席に着いた。今は、魔法史の授業。私が1番苦手な教科です!
「うぅ~……先生、鬼だ~っ!」
放課後、机に高々と積み上げられた課題を見上げて、私は叫ぶ。
「ちょっと遅刻しただけなのにね……」
私の友達のマーガレットは、私の課題の量を見て苦笑した。
「ねぇ、マーガレット。手伝って?」
こんな量、絶対に一日じゃ終わらないよ~!!
「……手伝う代わりに、私の悩みを聞いてくれる?」
マーガレットは、制服のポケットから黒い杖を取り出す。私たちは、魔法学校に通う魔法使いなんだ。
「何でも聞くから!!」
手を合わせると、マーガレットは呆れたように笑って、呪文を唱えた。バサりと課題が宙に舞って、教室を浮遊し始める。
1枚の紙が私の手元まで飛んできて、私はそれを掴んだ。次々と解答が頭に浮かんでくる。
「……凄いでしょ。私が編み出した魔法『メモリー・マジック』は」
ニコリとマーガレットは笑った。
「メモリー……マジック?」
「そう。これを発動してる間は、問題の答えをすぐに導き出すことが出来るんだ」
私は、思い切り教室のドアを開く。今日、寝坊して遅刻しちゃった!
「ガーベラ!大遅刻だ!」
「すみませんでした!!」
先生の言葉に、慌てて頭を下げると、急いで席に着いた。今は、魔法史の授業。私が1番苦手な教科です!
「うぅ~……先生、鬼だ~っ!」
放課後、机に高々と積み上げられた課題を見上げて、私は叫ぶ。
「ちょっと遅刻しただけなのにね……」
私の友達のマーガレットは、私の課題の量を見て苦笑した。
「ねぇ、マーガレット。手伝って?」
こんな量、絶対に一日じゃ終わらないよ~!!
「……手伝う代わりに、私の悩みを聞いてくれる?」
マーガレットは、制服のポケットから黒い杖を取り出す。私たちは、魔法学校に通う魔法使いなんだ。
「何でも聞くから!!」
手を合わせると、マーガレットは呆れたように笑って、呪文を唱えた。バサりと課題が宙に舞って、教室を浮遊し始める。
1枚の紙が私の手元まで飛んできて、私はそれを掴んだ。次々と解答が頭に浮かんでくる。
「……凄いでしょ。私が編み出した魔法『メモリー・マジック』は」
ニコリとマーガレットは笑った。
「メモリー……マジック?」
「そう。これを発動してる間は、問題の答えをすぐに導き出すことが出来るんだ」
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