オシャレしたいなら、私にお任せ!!
「……っ!!」

マーガレットは、今の自分の格好を見て驚いた顔をする。

「へへ……私、オシャレ魔法が大の得意なんだ。私の両親も私もオシャレが好きでさ」

「……素敵……可愛い!ありがと~!」

マーガレットは、この服を気に入ったみたいで、嬉しそうに笑った。



「ガーベラ、ありがとう!」

マーガレットがデートに行った次の日、マーガレットは私の姿を見ると抱きついてくる。

「彼氏に褒められちゃった!また頼んでも良い?」

マーガレットは私から離れると、ニコリと笑った。私は、ポケットから杖を取り出すと、前みたいに杖をクルクルと回す。そして、杖をマーガレットに向けた。

「オシャレしたいなら、私にお任せ!!」
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