ループ10回目の公爵令嬢は王太子に溺愛されています


「それで、たった今反省文を適当に書き終えたところよ。あの三人がロザンナを侮辱したのを謝罪しない限り、絶対に私も叩いたことを反省しないわ」

「ルイーズ、ありがとう。私の味方になってくれて」

「当たり前でしょ? ロザンナは大切な友達だもの。……それに、自分も水魔法のクラスの女子から同じようなことを言われたばかりだったから、ついカッとなっちゃって」


気持ちを共有できる相手がいることを心強く感じ、自分にとっても彼女は大切な友達だと心の底から思う。

その一方で、きっと前回の人生でも彼女は同じ目にあっていたはずなのに、気付いて話を聞くこともできなかったと申し訳なくなる。

ルイーズは両手を伸ばして体をほぐしながら、ロザンナに屈託なく笑いかける。


「でもこんなことでイライラもクヨクヨもしていられないわ。テストも近いし、両立できていることを知らしめるために、しっかり頑張らなくちゃ……さてと、私はレポートに取り掛かるわ」

「レポート。私もやらなくちゃ、終わらないわ」

「メロディ先生、ロザンナに対して容赦ないからね。花嫁の最有力候補だから仕方ないだろうけど」


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