クールな騎士団長は獣な本能を初夜に目覚めさせる
とはいえ、まだ安心はできない。彼女の体は、濡れて冷え切っているからだ。
……火を熾し、温めてやらなければ。
騎士たるもの、いかなる状況下でも自己の安全確保は基本で、団長たる俺も緊急事態に備え、最低限の装備を携えていた。
手早く木片を集めると、懐から蝋で防水処理をしたマッチを取り出して擦り、火を灯す。彼女の背中に手を差し入れて浮かせると、濡れて肌に張り付いた修道女の見習いのお仕着せを脱がせていく。
オーバードレスをパサリと落とし、詰襟のブラウスのボタンをひとつ、またひとつと外していく。最後のボタンを外すと、ハラリとブラウスがはだけ、彼女は胸あて一枚を纏うだけになった。
「……ん」
肌に触れる外気の冷たさに、彼女がむずがるように身を捩るのが妙に艶めかしく映り、ゾクリとした性的高揚に全身が熱を持つのを感じた。
意思の力を総動員し、それらの感覚に蓋をして、拳ほどのサイズに圧縮されたレスキューシートを広げると、そっと彼女を包み込んだ。
……火を熾し、温めてやらなければ。
騎士たるもの、いかなる状況下でも自己の安全確保は基本で、団長たる俺も緊急事態に備え、最低限の装備を携えていた。
手早く木片を集めると、懐から蝋で防水処理をしたマッチを取り出して擦り、火を灯す。彼女の背中に手を差し入れて浮かせると、濡れて肌に張り付いた修道女の見習いのお仕着せを脱がせていく。
オーバードレスをパサリと落とし、詰襟のブラウスのボタンをひとつ、またひとつと外していく。最後のボタンを外すと、ハラリとブラウスがはだけ、彼女は胸あて一枚を纏うだけになった。
「……ん」
肌に触れる外気の冷たさに、彼女がむずがるように身を捩るのが妙に艶めかしく映り、ゾクリとした性的高揚に全身が熱を持つのを感じた。
意思の力を総動員し、それらの感覚に蓋をして、拳ほどのサイズに圧縮されたレスキューシートを広げると、そっと彼女を包み込んだ。