クールな騎士団長は獣な本能を初夜に目覚めさせる
妄想の中の俺は、はだけさせたネグリジェから飛び出したふたつ果実の匂い立つような瑞々しさに息をのみ、岩のように固まった。すると、俺の態度になにを思ったか、初夜の床に臨むマリアが上目遣いに俺を見つめて不安そうに口を開く。
『私、初めてのことでわからなくて。迷ったんですけど、つけない方がいいのかと……。肌着もつけず、はしたないと呆れてしまいましたか?』
っ! 眉をハの字にし、両手を胸前にやって身を縮める様は臆病な小動物のようで、俺は頭からかぶり付きたい衝動に駆られた。もちろん頭ではなく、やわらかな双丘が先でもいい。とにかく、ふんわりと甘そうな彼女を組み敷いて、骨の髄まで貪り尽くしたくて堪らなかった。
『はしたないなど、思うものか。君の判断は正しい。愛の営みに着衣は不要だ』
手を伸ばし、ネグリジェの腰紐をシュルリと解いた。
『……あっ』
宵闇に、生まれたままの姿になった彼女の裸体が、女神のごとき神々しさで浮かぶ。
『俺と君を隔てるこの薄絹も、今宵は許さん。さぁ奥さん、おしゃべりはここまでだ』
『私、初めてのことでわからなくて。迷ったんですけど、つけない方がいいのかと……。肌着もつけず、はしたないと呆れてしまいましたか?』
っ! 眉をハの字にし、両手を胸前にやって身を縮める様は臆病な小動物のようで、俺は頭からかぶり付きたい衝動に駆られた。もちろん頭ではなく、やわらかな双丘が先でもいい。とにかく、ふんわりと甘そうな彼女を組み敷いて、骨の髄まで貪り尽くしたくて堪らなかった。
『はしたないなど、思うものか。君の判断は正しい。愛の営みに着衣は不要だ』
手を伸ばし、ネグリジェの腰紐をシュルリと解いた。
『……あっ』
宵闇に、生まれたままの姿になった彼女の裸体が、女神のごとき神々しさで浮かぶ。
『俺と君を隔てるこの薄絹も、今宵は許さん。さぁ奥さん、おしゃべりはここまでだ』