【紙コミックス①②巻発売中】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
確か、あの後すぐ鬼畜が、
『そんな風にされてはもう限界です』とかなんとか言ってきたんだっけ。
それで、終始腹が立つくらいに涼しい表情で、余裕ありげだった筈の鬼畜が、急に余裕なさ気な、何やら苦しげな切ない表情に豹変したと思ったら。
そのまま、鬼畜が慌しげにカチャカチャとベルトのバックルを鳴らしつつ脱ぎ捨てたスーツの下から、ボクサーパンツを飛び出すようにして露わになった鬼畜の昂りを眼にした私が、そのあまりの立派さに、驚愕して開いた口をパクパクして慄いている間にも。
鬼畜は、ベッド傍のサイドボードの引き出しから避妊具らしきモノを取り出して、手慣れた手つきで手速く装着し始めて。
驚愕して目を剥いたままだった私が、その様を、物珍しそうに、食い入るように凝視しているように、鬼畜には見えたらしいく。鬼畜に唐突に、
「どうしました? そんなに僕のコレに興味があるなら、侑李さんが付けてくださいますか?」
あのニヤリとした嫌らしい微笑と意地の悪いからかいを向けられてしまい。
「////……べっ……別に、興味なんてないしッ!」
慌ててそっぽを向いて、そんな言葉を返すも。
鬼畜の思惑通り、真っ赤になって、ただでさえ熱い身体がますます熱くなってきて。
そこに、鬼畜のくっくと笑いを零す声が聞こえてくるものだから、ますます羞恥を煽られ、もう逆上せる寸前だった。
そんなことがあって、ますます鬼畜の身体を直視することができなくて、顔を背けていたのを、意地の悪い鬼畜に、顔のすぐ横を両側からそれぞれの腕を突いて、完全に逃げ場を塞がれた状態に追い込まれ。
鬼畜に、真上から見つめられつつ、コトが運んで。
鬼畜に組み敷かれたいわゆる正常位の体勢で、大きく誇張してお腹にくっつくくらい唆り勃った昂りを躊躇なく、一気にズクンと挿入された瞬間。
ふっと意識が遠のいてしまったくらいに、とてつもなく気持ちが良かった、という記憶だけは鮮明に残っているくらいだから、よっぽど相性が良かったのだろう。