鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 私がハッとなった瞬間には、もう、鬼畜の冷たい唇によって、硬く主張した胸の尖りは、容赦なくむしゃぶりつかれてしまっていて。

「ひゃぁあッ!?」

 指とは比べ物にならないくらいの、甘すぎる強烈な快感に、眼の前に火花が散ったかのような閃光が弾けた。

 その後も、容赦の欠片もない鬼畜は、胸の尖りをそれぞれ両手の親指と人差し指とで、むんずと絞り出すようにして捕らえると、それぞれ交互にまんべんなくむしゃぶりついてきた。

 暫くの間、両胸を交互にまんべんなく唇と舌と歯と指とで十二分に解し終えた鬼畜の手が、今度は太腿の内側を厭らしい手つきで撫で上げてきて。

 鬼畜の手が、内腿をねっとりと撫で上げ、柔肌を味わうようにして這うたびに、ゾクゾクと弱い電流が流されているかのように身体が粟立ってゆく。

 まるで、昨日初めて味わったばかりのえもいわれぬ甘すぎる底なしの快感を、身体が期待するかのように。
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