鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
相変わらず頭では、鬼畜の言いなりになんてなって堪るかッ!
そう思っているのに……。
鬼畜に完全に手懐けられてしまっているらしい身体は、もう限界のようで、えもいわれぬ底なしの快楽を求めるかのように、さっきよりも強く疼き始めて。
秘所から蜜が溢れる感触どころか、蕩けてもうおさまりそうにない。
もう、自分ではどうすることもできず、やけくそ気味に、けれども悔しくてどうしようもなくて、泣きそうになりながらも、なんとか声を出したものの。
「……どうにか……して……おね……がい」
結局は、蚊の鳴くような小さな頼りないか細い声しか出てきてはくれないのだった。
そんな私の声を聞くや否や、鬼畜は、急にどういう訳か、素早い身のこなしで身体を起こし、私の眼前まで迫ってきたかと思えば、私の身体をギュッと強く抱きしめながらに。
「侑李さんはズルいですね? もっともっとイジメて淫らに乱れさせて、もう、僕でしか満たせないようにしようと思っていたのに。そんなふうに可愛くおねだりされては、もう、限界です」
さっきまでは、あんなに腹が立つくらい余裕だったクセに、打って変わって、なにやら余裕なさげな苦し気な声で、そんなことを言ってきて。
あたかも独占欲を思わせるような鬼畜の言葉を不意打ちで喰らってしまった私の胸の鼓動は、今日一番じゃないかってくらい一際大きく跳ね上がった。