鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
だんだん居たたまれない気持ちになってきて、隼のことを睨みつけていた視線も隼から逃れるようにして顔をふいッと逸らせ横向きにして、ベッドの上の一点を見据えながら……
手首を拘束されて、こんなにも感じちゃうなんて、本当にどうかしてる。隼の言うように、私って変態なのかな?
――もう、ヤダ。恥ずかしすぎる。泣きたくなってきた。今すぐ消えてしまいたい。
恐らく、隼は私のことを意地悪な言葉で攻めているだけで、本気で『変態』なんて思ってはいないんだろう。
でも、いくらそうだと頭で理解してても、実際に、好きな人である隼に面と向かって『変態』なんて言われてしまうと、そのダメージは凄まじいものだった。
先週、隼に『変態』って言っちゃったときのことが不意に頭を過る。
ーー隼もこんな気持ちだったのかな?
手首を拘束されているという今まで味わったことのない体験がそうさせるのかもしれないけれど。
兎に角、凄まじいダメージを喰らってしまった私はネガティブな思考に囚われてしまっていたのだった。