鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 気づいた時には、もう朝になっていて。

 隼のマンションの寝室のベッドの中、私は隼に背中から包み込まれるようにして抱きしめられていた。当然、素っ裸の状態だ。

 しかもお尻の辺りには、なにやらふにゃっとしたモノがぴったりと密着している。

 ……あれ? そういえば、どうやってここまで戻ってきたんだっけ? 

 すずたちと別れて、隼の元に駆け寄って。

 あっ、そういえば……。自分から手首縛ってなんて言って。そのまま車で、最後までシちゃったんだっけ。

 瞬く間に、一部始終が走馬灯のように駆け巡る。

 今更ながらに、自分の大胆な言動に全身を真っ赤に染め上げて、身悶えしてしまっている。隼のアレが密着してるから余計だ。

 それを、(まだ寝てると思っていたのに)寝起きで掠れた色っぽい声の隼に、不意をつくように、耳元に熱い息と一緒に、「侑李さん、おはようございます」なんて放たれたものだから。

「////ひゃっ……おっ、おはようっ」

 驚きすぎて心臓が縮み上がっちゃうわ、裏返った声を返すわで、恥ずかしいったらなかった。
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