鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
ーー私のせいで、隼まで不安にさせてたんだ。
ごめんね、隼。でも、もう大丈夫だから。隼が傍に居てくれたら百人力だ。もう、絶対に惑わされたりしないから。
「あっ、あれは、友達と彼氏の話してたら隼に速く逢いたいってなって。ちょっとホームシックみたいになってただけだから、大丈夫」
「……本当に、それだけですか?」
「うん、それだけ。それより、速く隼のことがほしい」
「なんか、誤魔化されてる気がしないでもないですけど。侑李さんにそんなこと言われたら我慢なんてできません。もう、何も考えられなくしちゃうんで、覚悟してくださいね」
「うん……あっ……んぅ」
私の言葉になかなか納得してくれなかった隼も、首に腕を回しておねだりするように抱き着く私に、根負けしたように応えてくれて。
隼の逞しい腕の中、安堵した私は隼の甘やかなキスと優しい愛撫に全てを委ねた。
この時、私が隼にちゃんとフォローできてさえいれば、あんなことにはなっていなかったのかもしれない。
そのことを説明する前に、諸々のことがどうなったかというと……。