鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
そんな私は、不安一色に染まってしまっている隼に向けて、今度こそ素直に、けれどもどうしても上から目線な言葉しか出てきてはくれないけれど。
最後には、隼にちゃんと素直に想いを告げることができて。
「僕の方こそ、もう侑李さんなしじゃ生きていけませんから、ずっとずっと放してなんかあげませんから、覚悟してくださいね? もう僕でしか満たせないようにしてしまいますから」
「望むところよ? その代わり、浮気なんかしたらちょん切ってやるんだから。隼こそ覚悟しなさいよね?」
「そんな心配は無用です。そんなこと心配するより。侑李さんの色っぽい姿に、こんなにも反応して、もう痛いぐらいです。今夜はなかなかおさまりそうもないんで、そっちの心配した方がいいんじゃありませんか?」
「だから、望むところよって言ってんでしょ? そんなことより、速くシテくれないと、もう待てないから、速く手錠かけなさいよッ」
いつもの調子を取り戻した隼と、相変わらず色気の欠片もない上から目線の口調で言いあいながら、ソファの後ろに忍ばせてあった諸々のモノが入った箱と自分の全てを隼に託したのだった。