鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
それを隼がイジらない訳がない。
見た目はまんま王子様のようだし、メチャクチャ優しくて、甘えん坊なとこもあるけど、セックスの時には、人が変わったように容赦なく意地悪なことを言ってくる隼のことだから、きっとまたそのことでイジメられるに違いない。
そう思って身構えつつも、そういう隼の意地悪な言葉に妙な高揚感と悦びを感じてしまう私の身体は、すっかり期待しちゃってるようで。
もうすでに下着まで濡れちゃってるようだし。
心臓だって、もう騒がしいくらいに暴れはじめてしまっていて、ドキドキと高鳴ってしまっている鼓動がやけに耳について離れない。
恥ずかしいという気持ちよりも、明らかに期待感の方が勝っている。
結城君のことがあってから、約二週間の間、隼に触れてもらってなかったから、余計かもしれない。
そこへ、私以上に私の身体のことを知り尽くしているのだろう隼から、とっても嬉しそうな声音で、的確にそこを突かれた挙げ句に、訊き返されてしまうのだった。
「侑李さんがそこまで覚悟してくれていたなんて、感激です。それが勘違いだと分かった途端にホッとして、そのことで僕にイジメられると思って、今度は期待して、僕のことをほしくて堪らないっていう表情をする侑李さんは、本当に素直で可愛らしくて、もう堪りません。そんなに僕に触れてほしいですか?」